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山奥出身の筆者が田舎暮らしのメリットデメリットを語る

Hi there!

「最近、田舎がきてるらしい」「いつかはのんびり田舎暮らしをしたい」と地方移住を考えている方も多いのではないでしょうか?

この記事を書いているかばは、相当な田舎出身でして、コロナの自粛期間にも半年間ほど実家で生活しておりました。

高校から実家を離れ、都会暮らし、海外生活、バックパッカーなど、さまざまな地域で水準の異なる生活を経験し、改めてこの歳で地元に暮らしてみると、気づくことがたくさんありました。

そこでこの記事では、

  1. 田舎暮らしのメリット・デメリット
  2. 田舎暮らしに向いている人

を田舎出身のかばの視点でお伝えします。

田舎暮らしや地方移住に憧れているけど、実際のところどうなの?という方の参考になれば嬉しいです。

かばのふるさとについて

まずはじめに、かばのふるさとについて少し触れます。

かばの地元は、徳島の山間地域にある、人口約4,600人の小さなまちです。

線路がなく、公共交通機関は1時間1本のバスのみ。

(徳島駅まで片道1時間1,000円!)

新宿区の約10倍の広さで、コンビニが1つだけあります。

目に映るのは、99%山の緑です。

かばが中学生の頃は中学校にプールがなく、水泳の授業は川でしていました。

移住者の多いまち

こんな田舎のまちですが、実は移住者がとても多いところです。

四国八十八ケ所のお寺があり、お遍路さんを受け入れる文化が根付いているせいか、元々外から来た人にかなりウェルカムなまちです。

「地方創生」という言葉がまだ存在しない頃から、IT企業がサテライトオフィスを設置したり、移住者の増加により2011年に人口の転入が転出を上回るなど、地方活性化の先駆けとして全国的に有名なところとなりました。

かばが実家を離れた15年ほど前は典型的な限界集落のまちだったんですが、今は移住者の方々が開いたご飯屋さんや古民家をリノベーションしたオフィスもたくさんあり、いろんな産業が盛り上がっているようです。

かば
かば
ということで、地方移住を考えている方にはかなり現実的な情報をお伝えできるかなと思います。

田舎暮らしの5つのメリット

では、田舎のキラキラした部分から先に紹介しましょう。

かばが思う田舎のいいところは以下の5つです。

  1. 日々移り変わる美しい自然
  2. そこら中に食材がいっぱい
  3. 水がきれい、美味しい
  4. 旬の野菜や果物が異常に安い
  5. 物々交換が激しい

日々移り変わる美しい自然

まずはこれですね。都会では絶対に味わえないものです。

かば
かば
この半年間の実家生活でも、改めて自然の美しさに感動させられました。

山の表情は四季に振り分けられないくらい毎日変化しますし、雲のない夜は必ず天の川が見えます。

もちろん自然は厳しさや恐ろしさも持ち合わせていますが、その美しさに癒されない人はいませんよね。

そこら中に食材がいっぱい

田舎に住むと家の畑だけでなく、家の周りにも食材がいっぱいです。

四季折々の食材をタダで楽しむことができます。

かばは、コロナウイルスのニュースばかりでうんざりしていた2020年春、毎日山に入ってせっせと筍掘りと山菜採りに精を出していました。

また、山間の地域であれば、シカやイノシシの肉を楽しむこともできます。

水がきれい、美味しい

かばの実家の水道水は2種類あり、1つが上水、もう1つが家の近くの小さな谷の上流から引っ張ってきた水です。

谷の水は消毒も何もしていない山奥の水なので、抜群においしいです。

かば
かば
冗談抜きで、かばがこれまで飲んできた水の中で一番です。

ちなみに上水も都会の上水とは比較にならないくらい十分おいしいです。

うちのご近所さんで、大阪から移住してきたご家族は、このまちに引っ越して、何もしていないのにお子さんのアトピーが治ったとおっしゃっていました。

旬の野菜や果物が異常に安い

旬の野菜や果物は、自分たちで育てるのはもちろん、道の駅や直売所で買ってもめちゃくちゃ安いです。

たとえば、かばの大好きな文旦の場合、旬の時期に直売所で買うと、1つ100円で買えます。

一般的なスーパーだと1つ300円以上するので破格です。

物々交換が激しい

物々交換は、何もない田舎だからこそ生まれたコミュニケーションのひとつです。

何かあげると100%お返しがやってくるので、ちょっとした楽しみでもあります。

田舎暮らしの5つのデメリット

Countryside

次に、田舎暮らしの現実(デメリット)をお伝えします。

メディアには取り上げられない、田舎に住むデメリットは以下の5つです。

  1. 車が100%必要
  2. 意外とお金がかかる
  3. 虫!虫!虫!
  4. 草!草!草!
  5. 近所付き合いは避けられない

車が100%必要

田舎は車が絶対必要です。

徳島は、徳島市内でも車がないと生活が非常に不便で、1人1台車を所有しているのが当たり前。

車の運転が好きな方はいいですが、運転に慣れていない方は覚悟が必要です。

ただ、田舎は信号が少なく交通量も少ないので、都会の運転よりは数十倍簡単です。

意外とお金がかかる

田舎に住むとお金かからないんじゃない?と思っている方も多いと思いますが、全くそんなことありません。

確かに、家賃や食費は都市部に比べて安く済みます。

しかし、田舎に住むと以下のような固定費が出てきます。

  1. 車関係
  2. 浄化槽
  3. プロパンガス
  4. 家の修繕費

車関係

一番高額な出費は車関係です。

車のローンや保険、ガソリン代、車検代など結構高くつきます。

(駐車場代はかかりませんが…)

浄化槽

田舎は下水道がなく、浄化槽を設置している家がほとんどなので、浄化槽の点検費、清掃費なども地味に高いです。

プロパンガス

田舎は都市ガスではなく、プロパンガスの家がほとんどです。

一般的に、同じ量を使っても都市ガスよりプロパンガスの方が割高だと言われています。

家の修繕費

田舎はほとんどの場合、持ち家です。

田舎の優良な古民家を安く手に入れたとしても、最初のリフォームや定期的なメンテナンスでなんだかんだお金がかかります。

関西の都市圏で10年ほど住んでいたかばから見ると、トータル都会より田舎の方がお金がかかる印象です。

ちなみに、田舎の給料水準は都会より低いので、仕事によっては田舎に住む方が生活が厳しくなる!なんてことも十分あり得ます。

虫!虫!虫!

田舎暮らしで虫との出会いは避けられません。

自然には勝てません。自然のありのままを受け入れましょう。

最初は抵抗があったとしても、よっぽど苦手意識の強い人でない限り1ヶ月ほどで慣れてきます

かば
かば
かばも半年間の実家暮らしを終える頃には、1人でムカデの処理ができるようになっていました。

草!草!草!

住む地域にもよりますが、四国の夏の自然はパワフルで、2週間で道端の草がジャングルへと変化します。(冗談抜きです。)

雪国のライフワークが冬の雪かきであるように、ここのライフワークは夏の草刈りです。

地方都市レベルの田舎なら大丈夫ですが、山奥の田舎を求めている方は草刈機が必須です。

特に隣家が近くにない家であれば、家までの道は基本的に自分たちで管理しなければならず、結構時間を取られます。

近所付き合いは避けられない

田舎は昔ながらの近所付き合いが残っているところが多いです。

私の地元はフレンドリーな雰囲気なので「村八分」みたいなことは聞きませんが、人が少ないので、地元民か移住者かに関係なく、自治会への参加や地区の係などは必須で、特別な理由がない限り避けられません。

また、すぐ噂が広まるのも田舎のよくないところです。

田舎暮らしに向いている人

半年実家で生活している間、いろんな移住者の方と出会いました。

田舎暮らしをうまく楽しめている移住者の方はこんな人が多いです。

  1. 自分でビジネスをやっている人
  2. 田舎に明確な目的がある人
  3. ものづくりが好きな人

自分でビジネスをやっている人

自分で何かしらのビジネスをやっている方は、田舎に行っても強いです。

かばの地元でも、IT関係、アーティスト、歯医者、美容師、飲食など、自分のビジネスをしている移住者の方は多いです。

田舎に明確な目的がある人

自分でビジネスはやっていないけど、田舎何かやりたいことがある方も、田舎暮らしを楽しめる可能性が高いです。

たとえば、林業や農業など田舎ならではの産業の仕事に興味がある、山奥の土地を買って家を建てたいなど、具体的なビジョンや目標があれば田舎に移住しても心配ないです。

ものづくりが好きな人

田舎はとにかく不便で何もありません。

(最近はAmazonさんという強い味方ができましたけど…)

そのため「ないなら作ればいい」と思える方は田舎暮らしにとても向いています。

特に

  • 日曜大工やDIYが好き
  • 料理が好き
  • 手を動かす仕事は苦になれない

という方に田舎暮らしはおすすめです。

まとめ 田舎暮らしをしたいなら、目的を明確に!

田舎暮らしにはメリット・デメリットがあり、田舎暮らしを満喫するには何か軸となる明確な目的や理想が必要です。

のんびりしたい、都会の喧騒から逃れたい、というなんとなくの目的で田舎に来てしまうと、理想と現実のギャップに耐えられなくなると思います。

それでも田舎に興味がある!という方は、目的をより具体的に詰めていって、どんな地域が向いているのか、検討してみてくださいね。

See you soon!

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