Hi, guys〜!
突然ですが「タマリンド」って聞いたことありますか?
タイ料理やインド料理って一度食べたら病みつきになりますよね。
その理由の一つが調味料の「タ・マ・リ・ン・ド」なんですよ。
マッサマンカレーにも必須と聞いたので、カレー職人(自称)としてめちゃくちゃ気になってたんです。(実は)
そしてついに我が家でタマリンドちゃんを使いました!
タマリンド気になるけど、使い方や保存方法もわからないわ〜
そんな人のために、この記事ではタマリンドの特徴と使い方、保存方法を解説します。
タマリンドを使ってみたい人は参考にしてくださいね。
タマリンドとは

「タマリンド」はアフリカの熱帯地方が原産である高木の果実です。
(↑の写真)
今回紹介するタマリンドはペーストで、果実を煮て固めたもの。
タマリンドの栽培はタイやインドなどの東南アジア、ブラジル、メキシコなど熱帯や亜熱帯地域で盛んです。
アラビア語ではインドのナツメヤシ(デーツ)と言われていて、ほのかにデーツのような甘い味わいもあります。
東南アジアで欠かせない調味料の1つでナンプラーと相性がいいです。
タマリンドの味は?

タマリンドを料理に使う理由は酸味とコクの追加です。
ごめんあそばせ(サササッ、怒られる前に退散)
、だ、そうです。
気になるぞう的タマリンドの味はこちら
- めっちゃ酸っぱい
- ほのかに甘みがある
- あんずにレモン汁をいっぱい入れてペーストにしたような味
匂いは無臭に近いですが、うっすらと柑橘系に甘みが感じられるような風味です。
タマリンドの使い方と保存方法

タマリンドペーストは一般的に、2種類売られています。
- 果実を煮て、そのまま固めたペースト
- 煮た後に漉してあるなめらかなペースト
①の方がより風味がいいので
①果実を煮てそのまま固めたペースト
↑今回使い方を解説するのはコレ
めちゃくちゃあやしい見た目じゃないですか。
果実が濾されず入ってるので、ぬるま湯でふやかして使います。(次項で解説)
塩しか添加されていないため、梅干しの100倍はすっぱいです。
②果実をこしたなめらかなペースト
このタイプのペーストはすでに濾されてるのでそのまま使えます。
砂糖も入っており、酸味も①より少しマイルドで使いやすい。
めんどくさがりの人はこちらのペーストがオススメ。
割安なのは①のペースト
どちらも値段は1袋、または1瓶あたり¥500〜¥1000前後が相場です。
しかし内容量が異なっていて、1グラムあたりの単価は①の方が安いです。
工程が少ないためでしょう。
購入場所は近くの輸入食品店かAmazonがオススメ
近くに輸入食品店がない人やまず試してみたい人は、¥2000以上買うと送料が無料になるのでAmazonでの購入がオススメ。
タマリンドペーストの使い方
果実入りタマリンドペーストはぬるま湯に15分ほどつけ、エキスをぬるま湯に移して使うのが一般的です。
この酸っぱ甘い「タマリンド水」を作り、料理に投入して味をプラスします。
手順1:ふやかす

タマリンド15gを400~500ccのぬるま湯に入れて15分ほど待ちましょう。
ふやけてきます。(1gは気にしない)
手順2:もみだす

タマリンドがふやけてきたらモミモミします。
目的はタマリンドのエキストいうエキスを搾り取ってしまうことです。
「ハッハッハ、貴様のエキス搾り取ってやるわ」と、言わんばかりに悪役になりましょう。
種の周りにもエキスがあるので忘れずに骨の髄まで搾り取ってください。
手順3:こす

最後はザルでこしてから使います。
今回はカレーに使ったので直接投下しました。
以上でゴザイマス。
タマリンドの保存方法|常温保存がキホン
タマリンドの保存は高温多湿を避けて常温保存です。
気になる人は冷蔵庫で保存してください。
保存容器は少し注意が必要です。
タマリンドペーストは強い酸性なので金属製の容器を使うと錆びるかもかもしれません。
保存するときはプラスチック製のタッパーなどを使いましょう。
【レポート】タマリンドを使ったスパイスカレー

今回はベジタブルカレーに入れてみました。
(メインはひよこ豆、サブにカリフラワーとにんじんを入れてます)
タマリンド15gとぬるま湯400ccの分量を水の代わりに投入。
コクレベルが一気に上がり、ベジタブルカレーに感じていた物足りなさがグッとなくなって味が整いました。
こんなにも変わるものかと驚いております。
エスニック料理で酸味とコクをお求めの方は是非一度使ってみてください。
まとめ|東南アジア料理好きはマストバイ

ネットで話題の調味料「タマリンド」を使ってみた、はいかがでしたか。
正直にいうと、なかなか使ってみたい人は少ないですよね。
なんせニッチすぎる調味料!
しかし実はスイーツやタマリンドジュースなど色々と使い道が豊富なんですよ。
さすがタイやインドでの必須調味料。
保存がきいて、値段も手ごろなので試しに買ってみるのは全然アリです。
この記事がみなさんの食を豊かにするきっかけになったらうれしいです。
それでは、See you nezt time〜!



