Hi guys〜!
みなさんGhee(ギー)って聞いたことありますか?
こいつです。
Ghee(ギー)は、バターをより濃縮したミルクの最終形態で身体にとてもいいオイルです!
その証拠にインドの伝統医学である「アーユルヴェーダ」で最高のオイルとして扱われてます。
しかし、日本ではバター以上に高いんですよね・・・
Ghee(ギー)が美味しくて、健康にいい油って聞いたけど高いわ。
もっとお手頃に手に入れられないのかしら・・・
はい、その疑問は先日までのぞうと一緒でございます。
うれしいことに、Ghee(ギー)はバターがあれば超絶かんたんにつくれます。
この記事ではリーズナブルにGhee(ギー)を手に入れたい方に向けた、自作Ghee(ギー)の作り方と注意点を紹介します。
この記事の信頼性:ぞう
- 調理師免許保持
- カナダでのヴィーガンレストラン勤務経験あり
- 味噌やベジブロス、燻製など、ニッチなものを作るのが好き
- これまで作ったもので一番不味かったものは巨大マシュマロ
(バニラエッセンス入れ忘れのため→猛省中)
Ghee(ギー)とは
Ghee(ギー)はバターから乳製タンパクや水分、その他不純物を加熱して取り除いた、乳製品の最終形態です。
いわば、バター盤フリーザの完全体のような認識で間違いありません。
(フリーザがわからない人はドラゴンボールを31日間無料トライアル実施中のU-NEXTでチェック!)
成分はバターとほぼ一緒ですが、こんな特徴があります。
- 発煙点が250℃と高い→発がん性物質を出しにくい!
- ビタミンA、Bたっぷり
- 中鎖脂肪酸がたくさん
- 共役リノール酸が豊富
そして、Ghee(ギー)は2015年にアメリカで「最も健康的な50食品」にも選ばれてます。
日本ではまだまだ知名度が低いのですが、積極的に摂取したいスーパーオイルなんですよ!
【20分で完成】Ghee(ギー)の作り方
さっそくGhee(ギー)の作り方を解説していきます。
最初にポイントを3点
このポイントに気をつけたら失敗の確率は限りなく抑えることができますよ。
ステップ1:フライパンをキレイに洗う
フライパンの汚れやカスを取りましょう。
洗剤をつけてスポンジで洗うだけでオッケーです。
ステップ2:バターをフライパンにのせる

バターを丸ごと豪快に使用します
ちなみに今回つかったバターはこちら↓

どこでも売ってる一般的なバターです。
これを気持ちのいいくらい豪快にフライパンにおきましょう。
ステップ3:弱火でバターの乳製タンパクを分離させる

必殺!「五徳2段重ね」で、できるだけ弱火にかけます。
※必殺!五徳2段重ねはバランスが悪いため、自己責任でお願いします
バターがじんわり溶け出して、乳製タンパクが分離するのを待ちましょう。


バターが完全に溶けたら、徐々に乳製タンパクが分離していきます。
ステップ4:透明になるまで待つ

沸騰して少し待つと、画像のように乳製タンパクが明らかに分離します。
こうなってきたらあとはひたすら待つだけです。

10分〜15分ほど煮ると乳製タンパクが分離して、透明になったのでオッケーです。
ステップ5:容器に濾し入れて完成

キッチンペーパーやコーヒーフィルターで容器に濾し入れます。
くれぐれも不純物も入れないようにしてくださいね。

冷えたらバターのように固まります。
常温でも保存できますが、念のために冷蔵庫に入れておきましょう。
今回使用したのは野田琺瑯さんのシャレオツなホーロー容器です。
Ghee(ギー)の使い方4選
Gheeをつくったはいいものの、使い道がわからない・・・。
安心してください。
ここでは代表的かつ汎用性が高い使い方を3つ紹介します。
Ghee(ギー)の使い方①完全無欠コーヒー

Ghee(ギー)を小さじ1杯だけコーヒーに入れると、完全無欠コーヒー(バターコーヒー)の出来上がり。
朝食の代わりに完全無欠コーヒー(バターコーヒー)を入れるだけで食欲が減退するそうな。
(かばぞう未体験)
とはいえ、コーヒーに入れたらリッチな味になるので贅沢を味わいたい時にオススメ!
完全無欠コーヒーが詳しく書かれてる書籍がこちら↓
さらにココナッツオイルも少し加えると、魔法のようにさらにおいしくなる不思議。
ココナッツの匂いが好きな人は間違いなくハマりますよ。
かばぞうも愛用中のココナッツオイルが食用としてはもちろん、保湿剤としても非常に優秀なのでオススメ。
【関連記事】>>ココナッツオイルを肌に使い続けた効果と使い方を愛用者が解説
Ghee(ギー)の使い方②パンに塗る

Ghee(ギー)をパンに塗って食べるとおいしいのはもう説明不要ではないでしょうか。
バターよりも濃厚な味でパン楽しみたい方には最高の贅沢ができますよ。
上↑の画像のように、パンにつけて食べたら食欲が止まらなくなって大変でした・・・
Ghee(ギー)の使い方③炒め物

炒め物にGhee(ギー)を少し足すだけでコクとウマミが格段にアップします!
一口食べると、Ghee(ギー)がインド料理では欠かせない理由がわかりますよ。
Ghee(ギー)の使い方④カレーの隠し味!ウマ味が大幅UP!
最後にご紹介するGheeの使い方が、カレーの隠し味として使うことです。
カレー作りの終盤に大さじ1ほどのギーを加えると、カレーのウマ味が激しくアップします!
もう一工夫して、カレーを至福の一杯にしたい方へはGhee(ギー)をオススメします。
【関連記事】>>手作りスパイスカレーはまずい!?正しいチキンカレーの作り方とコツを伝授
[chat face=”zou2.jpg” name=”ぞう” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]ベーシックなチキンカレーでもギーを入れるだけで格段に味がよくなる! [/chat]
Amazonで買えるオススメGhee(ギー)
Ghee(ギー)がかんたんに作れるのはわかったけど、やっぱりめんどくさくなった人もいるでしょう。
最後にかばぞうオススメのGhee(ギー)も紹介しておきます。
①オーソドックスなGhee(ギー)
オーソドックスなGhee(ギー)がこちら。
値段も手頃で、お試しには持ってこいの一品。
パッケージもかわいいのでついつい使いたくなっちゃう点もうれしい。
②オーガニックGhee(ギー)
Ghee(ギー)大国のインドでつくられたオーガニックギー。
オーガニック食品重視の人にはこちらがオススメです。
③グラスフェッドGhee(ギー)
ニュージーランド産のグラスフェッドギー。
酪農大国からお得な一品がお手頃価格で手に入ります。
瓶でなく袋なのでお値打ち価格に。
まとめ|自作ギーが手頃でつかえる
約20分でできるGhee(ギー)の作り方、は、いかがでしたか。
バターでさえ高級品とされる日本で、Ghee(ギー)は雲の上の存在・・・
だったはずが、バターで自作したGhee(ギー)はグッと手頃な価格で、必要な分だけ手に入ります。
それもたった20分でできるんですから、「つくらいでいられるか!」って感じでした。
上手に節約しつつ、おいしい人生を送りましょう〜。
みなさんの料理ライフが豊かになればうれしいです。
それでは、See you next time〜!
